FXで利益を確定させたい!対処を教えてください

FXの利確とは

トレードにおいて必ず必要となるのがポジションの決済です。
そのとき評価額がプラスかマイナスかよって利益確定(利確)なのか、損切りとなるのかも異なるわけですが、どちらにせよどこで決済を行うか、というのは非常に重要なポイントとなってくるでしょう。
今回は利確・損切りについて、人間の心理的側面について触れたうえで、どのような対処をしていけばよいかについて考えていきます。

人間は「損大利小」なトレードをしやすい

まず、心理学的な見地から、人間は利益確定を急ぎやすく、損切りが遅れやすい、という本能があることが明らかになっていることを知っておきましょう。
「コツコツドカン」という言葉もそれを表したものとなっていますが、小さな勝ちを積み上げて勝率が良かったとしても、一度のトレードで損切り注文が遅れ、損益率がマイナスになってしまう、というのはよくあることでしょう。

そのために必要なのが、利益確定と損切りのタイミング、ポイントをしっかりと前もって決めておくことです。
トレンドが出ている時ならチャートにラインを引き、一定の値を超えたら決済しよう、と明確な数値を決めることが出来ますが、為替変動が大きく出るような場合の裁量トレードだと、その値動きに翻弄されルール通りの売買を行うことが難しくなる場合もあります。

もったいない損失を防ぎ、出来るだけ利幅を伸ばすためも、指値注文などを駆使し、なるべく感情を挟まないような取引を行うことが重要となってくるでしょう。
成り行き注文を避け、指値注文をメインにしてみるのも良いかもしれません。

場合に応じたトレ―ドとメンタル管理

FXトレードを行うなかで重要な要素のひとつに「取引タイミング」があります。
FXは株式相場と異なり、ほぼ24時間中取引を行うことが可能という特徴上、常に相場を監視してなければならないのではないか?という考えを持つ方もいるかもしれません。
また、初心者の方は為替レートが動いていることを気にし、常に自分のポジションがどうなっているか...ということが頭に浮かんでしまう、ということも多いのではないでしょうか。

FXトレードは日本時間、欧州時間、米国時間とそれぞれの国のマーケットが開いている時間によって動く通貨ペア・注目通貨も異なり、それによって投資の方法や考え方を変化させる必要があります。
トレードにある程度慣れてくると、「この時間のこういったトレンドの時はやりやすい」「チャートがこうなっているときは取引のチャンス」というような投資アイデアがいくつか思い浮かんでくると思います。
そういったアイデアを何度か検証し、期待値がプラスとなればそれを手法として使っていけば良いのです。

手法・トレードルールがしっかりと徹底されていれば、段々とトレードの精度も上がってくるでしょう。
極端な話、トレードを行わなければ損をすることは絶対にありません。相場観察をしつつ、デモトレードなどで利確・損切りのタイミングを図ってみる、というのも良い練習になります。

ルール構築にテクニカル分析は有用

FXをある程度経験した方ならご存知かと思いますが、利確・損切りのポイントを作るのにテクニカル分析は非常に役に立ちます。
「チャート上の2点を結びラインを引く」ということだけである程度の目安が生まれ、上昇トレンドの中でこのラインを超えたら利確、下降トレンドのなかで一定のラインを下抜けたら損切り...といったようなルールの構築が可能です。
また、フィボナッチ数やエリオット波動のような理論も有用です。
独自でルールを考えることも大事ですが、こういった昔から使われている理論を学び、幅広い知識を持ったうえで取引手法を確立していくとよいでしょう。