高利回りの投資・債券の種類

投資を行っていくうえで注目せざるを得ないのは、「どの金融商品を売買すれば利益がより大きく出るか?」、すなわち、「高配当の投資商品は何なのか?」ということ。
上場している銘柄だけでなく、投資信託、債権(国債、社債)、金…などなど、非常に多くの金融商品がありますよね。
そんな数多くの投資先の中から、今回は債権を中心に、「高利回りである」という点に注目していきたいと思います。

ハイイールド債

ハイイールド(high yield)債とは、その名の通り高利回りの国債。
例としてSBI証券のハイイールド債のページを見てみましょう。
ページ:好利回りが魅力の世界のハイ・イールド債券投信!

グラフやレーティングは、最もハイイールド債が売れていたとされる2014年を基準になっていますね。(2016年7月25日現在)
色々な証券会社のハイイールド債のページを見ても分かる通り、うたい文句はどこも「高利回り」。しかしその裏で、扱っている金融商品は格付けが低いものであり、「投資的」視点ではなく、「投機的」視点を持った商品であるとも言えます。
利回りが高いから、という理由だけで手を出すと痛い目を見る可能性が高い商品です。

ソブリン債

ソブリン債を簡潔にまとめると、国の政府や機関が発行している債権の名称。
関連ワードは「投資適格債」「信用格付けが高い」です。
ソハイイールド債と比較するとローリスク・ローリターンですが、安全性のある商品として知っておいて損はないでしょう。

他にも債権の種類にはコーラブル債、モーゲージ債などがありますが、ここでは省略します。
“高利回り”という視点で選ぶならハイイールド債ですが、(繰り返しになりますが)そのリスクについては必ず知っておく必要があります。

FX(外為)

外国為替を取引するFXは、扱う通貨によりそのリスク・利回りは異なります。最近で言えばイギリスのEU離脱の際にポンドが大きく動きましたが、ああいったものはあくまでも投機的な動き。「利回りを期待して投資する」というよりも、値動きのみを見て値幅をとる、といった感じでしょうか。

新興国通貨を狙うとスワップポイントによる金利収入を期待することが出来ますが、ハイイールド債同様、新興国関連の商品は安定性がない(ちょっとしたリスクで大きく動きやすい)ため、投資商品には向いていないと個人的には思います。
「通貨選択型エマージング(emerging:新興の)」という商品もありますが、他にも投資対象とするものは多くありますので、無理をしてこれを選ぶ必要はないと思います。

高配当株

最後に挙げるのが高配当株です。
近日のBrexitショックや米利上げ問題、チャイナショックなどによってマーケットはややリスクを負った状態となっており、ドカンと下げる場面が年に数回起こる状態となっています。
Brexitの際には日経平均やTOPIXなどを構成する代表銘柄も例に漏れず下落。
下げすぎた時(オーバーシュート)のときにどういった銘柄を買うか?というのをチョイスしておくと、配当+値上がり分の利回りを期待できます。
Yahooファイナンスの配当利回りランキングをチェックしておくのも良いでしょう。
ページ:配当利回り(会社予想)   (Yahooファイナンス)

「配当利回りが高い銘柄って株価が落ちすぎてるだけじゃないの?」と思う方もいるかと思いますが、それは銘柄によります。
なので自分で調べ、「このまま高配当が見込めるか?」などといったことを考慮して売買を行う必要があります。


ここまで(例外もありますが)高配当が期待できる商品について簡単にまとめてみました。
ただ、配当利回りが高かったり、高配当であるからと言って無闇にその銘柄や商品に飛びつくのは危険です。「どういった背景があって高配当であるのか?」というところについて調べ、全体を見る目を持つことが必要となってきます。
リターンが大きい商品には、それだけリスクも潜んでいるかもしれません。
証券会社が勧めてきたから買ってみたら損失がひどいことに…となった後では目も当てられません。
パッと見てリターンが大きそうなものには初心者が飛びつきます。それだけカモとなる可能性も高いということです。
いずれの商品を購入するにせよ、自分の頭で考えて判断していく、というのが投資の絶対条件です。